2020/10/14(水) 第一回BASE勉強会を開催しました!
■座学
実施日時:2020年10月14日水曜日 19:00~20:00
講師:市川 義規
ファシリテーター:うずらん
参加:約24名(申込者数)
<内容>BPM概要
◇産業の歴史を紐解く
テイラー~大野耐一~ドラッガーまで
◇BPM とは?
誕生と発展の経緯
◇BPM の3つの側面
1、モデリング
2、システム化・実行制御
3、測定・最適化
■ワークショップ&ディスカッション
実施日時:2020年10月14日水曜日 20:00~21:00
解説:山崎 佐代子
ファシリテーター:うずらん
参加:約20名(申込者数)
<使用フレームワーク>ギャップ分析
<内容>BASEでの活動や、ビジネスアナリシスを学び・啓蒙活動を行う事によって達成したい目標のために、参加者自身が取り組むべき課題を明らかにする。
こんにちは!(といっても、この記事を書いているのは深夜の1:00だけど)おはよう。こんばんわ。山崎です。
さて、5月頃から準備してきたビジネスアナリシス勉強会のBASEですが、先日2020/10/14(水)に遂に第一回目の勉強会が開催されました。まずは我らがオブザーバーの市川氏がBPMの概要ということで、第1次産業革命からの業務のあり方~テイラーがBPMの基礎となる作業研究を提唱し出した経緯、トヨタの大野耐一が従来の科学的管理法のアンチテーゼとなるような考え方(いわゆるトヨタ生産方式)を進めていたこと、更には知識労働の時代となりドラッガーが個人の総和と組織全体の総和の≠な関係への対処として目標管理などを提唱、そして作業の効率化や標準化といった従来のBPM以上のことを考えていくべき現代へ続く…。などといった壮大な歴史的背景から語らってくれました。そしてBPMの経緯や成長、これからのBeyond BPMはどうなるのか(は宿題として)と続き、BPMの持つ3つの側面まで詳しく学ばせて頂くことができました。
BPMだけに限らず、DXに携わっている私たちは、先の未来のことも見据えていく必要があると思うんですよね。何しろまだ、はっきりとした答えがない世界なので。そして未来を見るときに、過去にたどってきた道を知っていると方向性が見えてくる。そういった先を考える力を身につけるという意味でも、BPMを理解するという意味でも、とても為になる勉強会で大変盛り上がりました。この場を借りてあらためて、講師をしてくださった市川さんに感謝の意を表したいと思います。ありがとうございます。
そして、20:00~はワークショップを行いました。
今回は第一回目ということで、BASEでの活動や、ビジネスアナリシスを学び・啓蒙活動を行う事によって達成したい目標のために、参加者自身が取り組むべき課題を明らかにする。といった内容のワークショップを用意しました。参加者全員が、その場で自身のギャップ分析をして、ブレイクアウトルーム(少人数の部屋)に分かれ、ディスカッションをしていきました。
ギャップ分析という、いわゆるAs is とTo beを描いて課題を見つけていくフレームワークを利用したのは、ビジネスアナリシスにおける重要なテクニカルスキルに慣れ親しむ目的もありました。次回以降のワークショップで行っていく予定の、プロセスのモデリング(As isを描く)~課題や改善案(To Be)をだす~どのような影響を及ぼすかビジネス影響分析をするまでの流れ(何回かに分かれてやっていく予定※1)において、ギャップ分析やPDCAやOODAといったものは最初のワークショップで自分事として身に付けていくと今後がスムーズになると思います。もちろん、メンバー同士の自己紹介にもなり、お互いに興味を持ち合ういいきっかけにもなりました。皆さん、熱い気持ちをもって参加されているんだなと感じることができ、もっとこれからも一緒に勉強していきたくなりました。××人集まれば文殊の知恵…ではないですけど、皆で1つの課題に取り組んだら凄い答えが見つけられそうだ!なんて、夢も描いちゃいました。いや、ぜひこれから色々やっていきたいですね。今後とも、よろしくお願いします。
今回のワークショップの内容に関しては、のちに別記事にてもっと詳しく共有しますので、興味が湧きましたらぜひBASE参加者以外の方も挑戦してみてくださいね。
※1…予定です。コンテンツは準備中なので変更可能性もあり。
この記事の執筆者

Sayoko Yamazaki
BASE運営の山崎です。元々RPAを中心とした自動化システムの提案~設計~開発~テスト~リリース~運用などをしていて、現在はBPMツール導入・展開に携わっています。 ローコード開発もするハイブリットなビジネスアナリストとして成長していきながら、日本社会のDX化に貢献したいとの想いでBASEをやっています。まだまだ若輩者ですが、よろしくお願いします。